Christopher.R(クリストファーアール)で施術テクニックのメインとなる「シンセティックボディケア」に関してのお話しを続けています。
前回は筋膜に関してのお話しをしました。
最近は、筋膜のつながりを意識した施術が盛んのようですね。
しかし、それだれでは…。
お客様というものは十人十色。
そもそも人間というものは複雑な作りをしています。
単に筋肉やら筋膜やらですべて解決させようと考えること自体無理があります。
ひとつの世界に凝り固まってしまうセラピストさんが多いように思います。
それは危険かと思うんですけどね。
それぞれ、一生懸命勉強してきた専門があるかと思います。
そうすると専門外のものは否定してしまう…。
そんな先生も多いんですけどね。
ハヤミズは節操がないんでしょうかね??
常に疑ってかかるようにしています。
現状これでホント良いの?
まだ良いものが他にあるんじゃない?
だから、いつまで経ってもゴールにたどり着かない。
一生勉強しつづけるのだと思います。
ただフラフラしている訳ではありません。
核となるものが存在していて、そこに勉強してきたものを落とし込んでいくようなイメージです。
自分的はメンタルとフィジィカルの連携が一番重要なんだと思っています。
感情をもつ人間だもの…。
筋・骨格ですべてオッケーな訳がありません。
癒しやリラクゼーションを長くやってきて…、
よーく実感しているところです。
人間というものは…、
フィジカルがメンタルに影響を与えます。
そして、
メンタルがフィジカルにも影響を与えます。
だから、何度も言っているように、
色々連携・連動しているのが人間ッつーものなんですよ。
筋肉やら筋膜やら…、今回お話しする部分にも大きくメンタルが影響すると確信しています。
もちろん、これ以外の要素も関係してきますしね。
長くなるのでここらで止めておきます。
さて、前置きが長くなりましたが、そんな状況の中…。
ハヤミズのシンセティックに関しては、筋肉・筋膜だけでなく、まだまだ違ったアプローチがあります。
そのひとつが…、
関節です。
個人的にはここ数年は関節といっても「関節包内運動」というものを施術に取り入れています。
これにも複数の流派みたいなものが存在します。
仙腸関節でオールオッケー! とかいう人たちもいます。
ハヤミズはちょっと違う考えを持っていますが、各関節の微妙な調整が身体の動きに大きな影響を与えるのです。
これはいわゆる身体を勢いよく捻ったり、首を捻ったり…。
アジャストとかスラストとかでもなく、いわゆる「パキバキ整体」でもなく…。
実に繊細な関節面での動きの回復です。
だから身体にも負担はかけないのです。
人さまの身体に触れる仕事をやっている者として、ここが一番重要ですよね!
安全。安心。
特に最近、民間資格・国家資格問わず、事故が増えているようです。
これは粗製乱造だからかと思います。
元々の意識が低い人が「手に職を…」ってなところだけで資格を得るために、どこぞの学校に通い始めから…。
もちろん、グループ授業ですね。
先生よりもはるかに生徒数が多い中で授業が展開していく訳ですから…。
ねっ!
やっぱりこういうものを習得するには付きっ切りのマンツーマンしかあり得ないんですよ!
ハヤミズがやるのは基本相手に動いてもらうのが多い…。
動かすイメージはありません。
むしろ無理に動かそうとすると、動かなくのなるのが関節なんです。
ん~、禅問答みたいになってきましたねぇ~。
でも人間てそういうものなの。
感情をもつ生身の生き物だから…。
次回に続きます。